「教育」に力を入れなくては会社は発展しない

現場にいる若い社員達とよく話をします。薬学部の学生だった娘との会話にも共通して、今の薬剤師が求めている会社像と言う話になります。そこで共通していることは、その会社が『いかに教育を大切にしているか』ということが一番重要と言うことです。今後多様化する社会変化や、薬局・薬剤師に求められる事が大きく変化しているからこそ、教育による「人財育成」が会社の発展には不可欠だと思います。薬剤師が実践で役立つ知識、スキルを身につけるのはもちろんですが、徳永薬局が1番力を入れているのは、他職種とのコミュニケーション、プレゼン、マネジメント、薬局経営、そしてレベルの高い在宅研修です。入社してから、3年間でこれらをしっかりと身につけてもらいます。

その後は本部の主導でヒューマンスキル、ビシネススキルなど幹部社員に必要な研修を手厚くフォローしていきます。
その中で常に大切にしていることは、「現場で実際に起きたこと」や「現場の社員が知りたいこと」を研修にどう落とし込むかということです。明日から実践できる研修をどうデザインしていくか、教育チームと日々試行錯誤しながら 研修を作り上げています。そんな新しい可能性に挑戦する姿勢が大切だと思っていますし、常に時代の流れは変わりますから、毎年同じ研修の内容ではなく「一歩先の目線」に立てるよう心がけています。今後、地域密着型の薬局として地域の皆さまに末永く愛される薬局になるためには、相手の気持ちに寄り添った対応が必要不可欠です。『徳永薬局でよかった』と言って頂ける機会がもっともっと増えるよう、今後も教育に力を注いでいきたいと考えています。

「多職種連携」という新しい医療の可能性を求めて

2018年度から新たに管理栄養士を採用し、管理栄養士独自の研修も実施しています。
座学以外に健康フェア、地域住民の為の勉強会への参加、実際に先輩栄養士が患者さまへ疾患に応じた栄養指導をするのを見学したりと、かなり内容の濃いものになってます。多職種連携が必要な今だからこそ、幅広い視点から学ぶ環境が必要です。
今後は薬剤師との連携もより強化し、『本当に地域に必要とされる薬局像』を追い求めて、誠実に向き合っていきたいと思います。