2019年05月27日

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徳永薬局の薬剤師による様々な健康管理・セルフメディケーションに役立つ情報を毎月配信

 

◆◆5月のテーマ:「網膜剥離」◆◆

~目に異常を感じたら、早めの受診をしましょう。~

 

今回の記事は弊社の薬剤師が実際に経験をしたことをもとに眼についての症状のご紹介です。

 

【薬剤師体験談】

先日、仕事中急に、右側に黒いものが見えるようになってしまいました。ついに飛蚊症になってしまったのかと落ち込みながら、仕事をしていました。その4時間後、急にくもの巣状に小さい黒いものがたくさん…即、近隣の眼科の先生に診ていただきましたところ何と網膜剥離との診断。急きょ当日の最後にレーザー治療をしていただきました、1時間近くに及ぶ治療で、先生も大変だったと思います。たくさんの患者さんから、信頼できる先生と聞いていたので安心して受けることができました。

ところで…網膜剥離とは、眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下する病気です。網膜の剥がれは痛みを伴わないため気付きにくいのですが、前兆として飛蚊症があらわれることがあります。また、網膜の中心部である黄斑部分まで剥がれた場合、急激に視力が低下し、失明に至る恐れもあります。

飛蚊症‥‥モノを見ているときに黒い虫のようなものが動いて見える状態のことです。黒い虫のようなものの形や大きさはさまざまで、視線を動かすと追いかけてくるような動きをする場合もあります。

 

【ではどういう場合に起こるのか】

眼球の中は硝子体というゲル状の物質で満たされております。

そして何かがきっかけでこの硝子体に網膜の一部が引きずられ、網膜に小さな裂け目ができてしまうことがあります。

この裂け目が網膜剥離に至ってしまうことがあるのです。

 

目に異常を感じた場合、まだ網膜剥離に至っていないこともあるので行きつけの眼科へ早めの受診をオススメいたします!

 

【目の状態によっても処置の仕方が異なります】

裂け目ができている場合‥‥網膜にできた裂け目を塞ぐ処置には「光凝固法」があります。瞳孔から網膜の穴にレーザーを照射し、焼き付けます。この処置をすると、裂け目の周囲の網膜とその下の組織がくっつくため、網膜が剥がれにくくなります。

網膜がはがれている場合‥‥すでに網膜剥離が認められる場合には、剥がれた網膜を元の位置に固定する必要があります。そのための手術には、「硝子体手術」や「強膜バックリング法」などがあり、網膜剥離の症状に応じても対応が異なります。

 

【最後に】

網膜剥離は、治療が早ければ早いほど視力への影響が少ないので、早期発見と速やかな治療が大切です。

気になる場合は、眼科で早めの検査を受けましょう。

 

『参天』より引用

 

少しでも目に良い栄養の接種を心がけ予防に努めましょう!

ビタミンA‥‥網膜で光を感じる細胞の材料になるほか、目の角膜の表面を保護する粘液の成分にもなります。

小松菜やにんじん、かぼちゃなどの野菜、牛・豚・鶏のレバーに多く含まれています。

タウリン‥‥目の網膜に存在する成分であり、網膜の神経を抑制することで網膜を守っています。また、視神経や筋肉の緊張をほぐす作用があるため、疲れ目の改善に効果的です。

まぐろやサバなどの魚肉の血合いや貝類に多く含まれています。

 

日頃のお食事で少しでも意識してみてはいかがでしょうか(^▽^)

 

今後も毎月、手軽に生活に取り入れられるような情報を発信していきますので、お楽しみに♪(^^)/

店舗でもお薬の相談や、栄養相談も受け付けておりますので処方せんなしでもお気軽にお立ち寄りください。

 

記事作成:稲城駅前薬局

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