社員と共に地域の患者さまやご家族の心に寄り添い、安心を与えられるような薬剤師に

徳永薬局に興味を持ち始めたのは、合同企業説明会で副社長や採用担当者の方のお話を聞いて、その人柄や価値観に惹かれたことがきっかけです。地域の皆さまの健康やつながり、会社の雰囲気や人間関係などを大切にし、それらをよりよいものにするため、ニーズに応えるために何をすべきかを常に考え挑戦し続ける姿勢に強く心を打たれました。また、在宅医療にも少し関心があったため、徳永薬局の強みの1つである在宅医療による地域貢献も入社の理由でした。

就職活動中にいくつか店舗見学をさせていただきましたが、各店舗とも笑顔が多く和やかな雰囲気でした。一方で調剤や投薬などにおいては、一人一人の患者さまのために協力して真摯に取り組む姿をみて、とてもメリハリのある会社であると感じました。
入社前からコロナ渦の影響で日々の生活が思うようにいかず不安や悩みを抱えていた時も、会社の方や同期の仲間たちに親身に相談に乗ってもらい、壁を感じずに本音で話し合える環境を経験することができました。自分も入社後は地域のため、会社のために相手の立場になって積極的に考え行動できる薬剤師になりたいとより強く思うようになりました。

実際に経験してみて感じる在宅医療の奥深さがありました。

入社して早5ヶ月ですが、さまざまな事を経験させていただいております。始めのうちは仕事に慣れるまで自分の事で精一杯で、患者さまの前で緊張してなかなか上手くコミュニケーションが取れなかったり、こちらが一方的に話してしまったりと投薬をスムーズに行うことができませんでした。しかし、親切な先輩方にフィードバックをしてもらいながら、ミスを防ぐため、改善するためにどうすればよいかを日々思考と勉強を繰り返すうちに、自分がこの薬をもらった時にどんな事が知りたいか、注意する点はどこかなど徐々に意識しながら患者さまとお話できるようになってきました。
配属先の店舗では、外来のみならず在宅も積極的に行なっております。最近は自分も先輩方と一緒に訪問しながら患者さまに指導する機会が増えてきました。在宅業務を経験してみて感じた事は、とにかく奥が深いということでした。患者さまやご家族は一人一人がさまざまな不安や悩みを抱えています。薬剤師がその問題を発見し、解消するためには、病気や薬以外にも食事や睡眠などを始めとする日常生活にも深く介入することや、多職種連携により必要に応じて情報共有や薬の提案をするなど、臨機応変な対応力や多角的な視野が不可欠であることを痛感しました。
自分にはまだまだ足りないものばかりで、一度に全ての問題を解決することはとても難しいです。しかし、患者さまに少しずつでも前向きに生活してもらえるように、丁寧で安心感のある会話から心がけ、そこから患者さんの求めるものを理解し問題解決につなげるために、知識や経験をさらに積んでいきたいと思います。